過去と今の「物」語り

懐かしいものや、今好きなものなどの記録です。

アプリゲームって儚い・・・

ゲーム機やソフトを買わなくていいけれど、

消えて残らないんですよね~

 

 

幼い頃はマリオカートボンバーマンクロノトリガー、FFシリーズなどなど、

テレビに機械をつないでやったなあ。

夢中になって、夜遅くまでやってしまって次の日寝不足。

懐かしい。

 

 

今や携帯電話でゲーム。

便利ですよね。

画像もきれいだし、イベントも多いし、他のプレイやーとも繋がりやすい。

 

 

でもね。

消えてしまうんですよね。

ガラケーの頃からやっていたアプリゲームも

スマホを持つようになってから始めたアプリゲームも

人気がなくなると、

消えてしまう。

 

 

更新しなくても良いから残してほしい、と

何度願ったことか。

 

私が好きなゲームは爆発的な人気にはならないので

設定資料集が出るようなことはないし、

シナリオが小説になることもありません。

 

面白かったのになあ。

気軽にできるようになった分、

気軽に消えてしまいます。

 

ソフト化して販売してくれないかな。

スマホやパソコンに入れればできる、とか。

 

 

データって、儚いです。

 

あの白猫さんのぬいぐるみは何処・・・

祖父にもらった白くてフワフワな猫のぬいぐるみ

どうやら祖母に捨てられてしまったみたいです・・・

 

 

小学生のころ、母方の祖父母と一緒に住んでいました。

祖父が私にくれた白猫のぬいぐるみ。

とってもかわいかったんです。

くるりと丸まって寝ている姿で、

しっぽが長くて。首としっぽに赤いリボンが付いていて。

フワフワでかわいくてきれいで。

汚れるのが嫌だったので、他のぬいぐるみと一緒に

小さな跳び箱型の箱の中に入れておいたのですが・・・

 

祖父母の家からすぐ近く(見える範囲)に引っ越したり

自分の家より友達の家で遊ぶことが多くなったり

様々な物が自分の物になっていくうちに

忘れてしまっていました。

 

そして

 

知らぬ間にその跳び箱、外の畑に置いてあったのです。

ざらしの木箱。

密封ではないので当然中もびしょ濡れだったそう。

カビて汚れて・・・

祖母はその箱ごと捨ててしまったらしい。

 

忘れる自分が嫌になります。

小学生の頃はいろんな物が来ては去っていき、

記憶からも去っていき、

また新しい物を手に取り、忘れていく。

 

目まぐるしく変わる周囲についていけず、

大事だったことも忘れ、失くした物は多くあります。

 

ふと思い出した時には、どこに行ったか分からない。

 

 

 

インターネットで同じものがないか探してみました。

ないんですよね~

祖父はどこであの子を見つけたのか・・・

 

記憶の中にうっすらある白猫さんの姿。

あの優しい姿。

今残っている断片を忘れたくない。

 

後悔をいっぱいしたのだから、

今ある物をしっかり見つめて、

大事にしたいものです。

 

 

 

自分へのプレゼント 柘植の櫛

柘植の櫛


30歳の誕生日プレゼントに

一生物の柘植の櫛

 

30歳って、人生の中にいくつかある区切りの一つだと思います。

20代までは目の前のことに精一杯。

でも30代となると、今の自分より年を取った自分へ

意識が向き始めます。

 

そして思ったより成長していない自分に気が付く。

年だけ取って、精神的には幼いままな気がする。

 

そこで少しでも今までより変わりたくて、

自分の30歳の誕生日プレゼントは

思い切った良いものを贈ろうと思いました。

 

自分は捨てるのが苦手だから、

これからは長く使える物を持とう、

との考えから行き着いたのが・・・

 

柘植の櫛 です。

 

髪の毛がきれいな人って憧れます。

自分は毛が細く静電気も起きやすい、癖もある毛なので

悩んでいました。

 

柘植の櫛は昔から使われてきた伝統の物。

木の櫛だから静電気も起きにくそう。

まさに長く使える良い物。

 

お店に行って選ぶことができればよかったのですが

あいにく家の近くに扱っているお店はなく、

ネット通販で購入しました。

 

桜や椿の彫りも華やかだったのですが、

梅の彫りが一番落ち着いていたのでこちらを購入。

 

毎晩寝る前に、毎朝身支度時に使っています。

この櫛のおかげか、髪の毛が静電気で広がることが

かなり減りました。

 

気が付いた時に椿オイルでお手入れ。

いつかこの櫛専用の掃除用ブラシを買おうと思っています。

次の誕生日プレゼントに買おうかしら。

 

この櫛は購入してから5年経ちます。

毎日お世話になっています。

5年も使っているけれど

折れることもなくいつも優しい使い心地。

いつもありがとう。

これからもよろしくね。

 

 

 

 

 

ふと思い出した物 失くした物 お守りの笛

失くしたものを急に思い出すこと、ありませんか?

幼い頃にもらったお守りの笛を思い出して、探しまくっています。

 

 

近所に住む姉が防災についてあれこれ考えているらしい。

防災ボトルを作って持ち歩くといいよ、との助言を受けて、

さっそく「防災ボトル」で検索。

 

防災ボトルとは500mlや350mlのプラスチックボトルに防災グッズを入れたもの。

様々なサイトで中身の例を紹介しています。

その中に「ホイッスル」が。

 

あれ、私、あれどこやったっけ?

ここで思い出したのが幼い頃に祖父母にもらった笛。

金色の笛で、オレンジ色の長い紐が通されていて、首にかけられるやつ。

確か神社の名前が入っていたと思う。

 

探しました。ありそうなところをとにかく探しました。

しかし無い。

探している間に、この巾着に入れていたことあったよな、とか、

このかばんのここに入れてたよな、とか、

過去の場面が次々と思い起こされます。

自分の本当の記憶なのか、こうあってほしいという願望が作った場面なのか

定かではありませんが。

 

家の中を探しながらちょっと片づけたり。

二日間探してまだ見つからない。

探しているときって見つからないものですが、

このまま見つからずまた忘れてしまうのも悔しいので

手帳に書き留めました。

 

「戻ってきて~探索中  笛のお守り」

 

こうやって探すたび、

過去の自分がいかに物を大事にしていなかったかがわかります。